未来のために3

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    d駄文
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    そう、どういう訳か翔子の顔が随分赤い。  まるで風邪を引いているかのようだ。  外が雨だったので、寒くて風邪を引いたのかもしれない。  「……うん、大丈夫」  呟く声は少々普段の彼女のものとは違う。 無理だけはしないでほしいものだ、と総司は思う。 「……考え方そのものが違うのかなぁ〜」  翔子がぼそりと画面をみて呟いたが、総司はその意味がよくわからない。  「どういう意味?」  翔子の方は振り向かず、キーを叩きながら問い掛ける。  「うん。その、情報とか、証拠を集めようとするんじゃなくて、自分達自身を探すんじゃないのかなぁ〜」  総司の手が止まり、翔子を顧みる。  「自分達自身?」  翔子は頷き、  「私達がこの世界に足を踏み入れた理由って、時間が止まればいいなぁ〜って思って、その想いに妖精が答えたからなんだよね?」  「先輩の話から推察すればね」  総司の答えを聞いてから再び話し始める。  「だったら、その人の願いを叶えなければいけないんじゃないのかな?」  翔子の案を聞くと総司は眉間にしわを寄せて、  「その可能性は在り得るな。でも、だとしたらとても厄介だぞ」  腕を組み、考え込むように椅子に体重をかける。  ぎい、と鳴る椅子はまるで総司の深刻さを代弁しているようだ。

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