未来のために3

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    d駄文
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    この矛盾を抜け出す為には、どうしても結束力の他に、亜季の知力が必須なものになってくるだろう。 そして、そんな損得勘定抜きで、淳司はうな垂れるこの幼馴染をどうにかしてやりたかった。 しかし、名案が浮かばない。 時間だけが流れていく。 最悪の場合、時間はあと一日と半分しかない。 (……時間がない……こうなったら、一か八かだ!) 「悪い。俺、あいつを連れて帰るわ」 淳司はそう言うと亜季の前に立つ。 亜季はぼう、と淳司を見ている。 三人は淳司にまかせようと思ったのか、無言で彼を見守っている。 二人は鞄を背負い、傘を持ち、部室を静かに出て行った。 がら、と開かれた扉は力無く閉じられる。 それを見送ったあとで、 「……僕達は、僕達に出来ることをしよう」 総司は呟くとレインコートを羽織る。 「そうネ。無駄かもしれないけど、やれることはやってみよウ。ボク、ブラックさんにアドバイスもらいにいってみるネ」 ジャックも鞄等を持って帰り支度をし、その脚で図書室に向かう。 ばたばたと駆け出す大きな足音が部室まで響いてくる。 「翔子ちゃん、ちょっと手伝ってくれない?インターネットでこの事を調べてみようと思うんだ」 「うん。私に出来る事だったら」 翔子は快諾し、部室の戸を閉めて、不安そうに総司に問う。 「でも、亜季ちゃん……大丈夫かな?」 この問い掛けに、 「……彼女は強い人だ……そして、真島君もね」 信じよう、と総司は自らに言い聞かせるように翔子に言った。

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